photo by Pj Go
卸業者を飛ばしてメーカー様から直接仕入れる動きのところもございます。ということは卸業者はそもそもいらないのでは?自前で倉庫があって、資金繰り的にも余裕がある。回転数も3~4回転あるようなところであれば、メーカー直取引もアリかと思います。
①自前で倉庫がある
多くのメーカー様は、直接の取引自体に消極的ですが歓迎しているところもあります。
只、ロットがある場合が多く、5~30ケースと現場で捌きづらい数量の所が多いようです。そうなるとある程度の保管スペースを確保できないと厳しいかと思います。
②資金繰りが余裕がある
ある程度のロットで仕入れるとなると、資金繰り的に余裕がないと厳しいのが現実です。そして回転率を気にしないとすぐに資金ショートに陥ります。
メーカー直送を選んだ場合、小口では出荷してくれない場合が多いので、回転率を考慮しないと資金ショートを起こしかねません。小口で配送してくれる卸業者・問屋さんは、そういう意味で助けになるかもしれません。
③時間の節約
卸を利用するメリットのひとつに「時間の節約」があります。調理もこなさないといけない、資金繰りも考えないといけない、予約状況の確認や労務管理もこなす、その前に仕込みもする…。
そうなると営業外の方が実はめちゃくちゃ忙しい。そんな中で悠長に仕入れに行っている場合ではないかもしれません。
時間は限りがありますから、他人がやってくれるのであれば任した方が得策になる場合が多いです。
④情報
これは卸の担当者によりますが…。当たれば有益な情報を得られ、流行っているメニューや食材の情報、うまく利益を上げるための方策等教えてくれる場合があります。
ロットで仕入れるということは、保管スペースの確保も必要になり、下手すると余計な倉庫料や家賃が必要になる場合もあります。売上に直結しないのであれば、席数を増やしたり調理スペースを確保する方が得策の場合が多いというのもよく聞きます。資金繰りの事や時間の事を考えると、うまく卸・問屋さんを活用するのも大事かと思います。
(矢田健商店は酒類卸・業務用食材卸・業務用食品卸なので卸は必要の立場から書いてますので悪しからず)
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飲食店さんへのヒントになれば
- 1,しょうゆは3日で使い切る
- 2,調味料の入れ物も大事 お店との雰囲気にあわして
- 3,箸入れ・串入れにご注意 たまには確認を!
- 4,調味料は使い切れる量で 適量を考えてみる
- 5,切り方の工夫をしてみよう
- 6,卸業者はいらない お店の規模によっては重要です。
- 7,盛る量を意図的に変えてみる
- 8,生樽は3日以内で使い切る
- 9,大きくしてみる びっくりするわ‼
- 10,冷凍野菜の活用 ロス削減、負担軽減、提供品質安定
- 11,再来店の施策を打とう!
- 12,SNSの活用はお客さんに協力してもらう
- 13,お勧めメニューは目立たせる
- 14,手土産を本気で考える 言い訳が美味しい‼
- 15,キャッシュレス決済は検討の余地あり
- 16,コミュニケーションルームとしてのトイレ
- 17,看板の見直し テントや立て看板にも気を配って
- 18,いつも美味しい味は、季節で変えてる
- 19,矢田健の使い方① 納品は一緒が便利‼
- 20,矢田健商店の使い方② メニュー充実のお手伝い‼
- 21,まかない まかないも楽しくなるといいのに
- 22,外国の方、いらっしゃ~い(多言語メニュー作成支援サイト TASTE OSAKAご紹介)