2024.07.14
シェラトン都ホテル大阪で総持寺山蔭流庖丁式が執り行われました。数年前にお初天神で行われた庖丁式に引き続き写真をUPしました。是非ご覧いただければと思います。
式を務めるのは山蔭流庖丁士の師範 清水秀樹氏。尚、清水秀樹氏は弊社のお客様で「梅田 心の館 清水」のオーナー様で、右横はお弟子様で若手ながら同店料理長の近藤竜巳氏です。
永きに渡る格式高い匠の伝統の一部をご紹介します。
総持寺山蔭流庖丁式とは・・・
現代から遡る事約1200年前、第58代 光孝天皇が平安時代の貴族で料理の名手であった四条中納言・藤原山蔭に命じて出来上がりました。その時に宮中料理の諸作法を一つの方式に整えられ庖丁式という儀式が確立しました。
特徴として烏帽子、直垂 の平安時代の装束を身にまとい、右手に庖丁、左手に真魚箸 をもって、雅楽の調べにあわせて、魚体にはいっさい手をふれずに、鯛等の魚を切りさばく儀式です。
表現の一部には、歌舞伎の様な見栄を張るポーズもあります。